ひき逃げにあったら…相手が無保険だったら…

こんにちは、皆さんは連休をお過ごしのところでしょうか?
私達は暦通りの営業をしておりますので、今日も普通にお仕事をしております。

さて、今日は皆様がふと疑問に思われている(かもしれない)、こんな疑問についてお話したいと思います。
「もし自分の相手が保険を全くかけていない人だったら・・・」
「もしひき逃げにあってしまったら・・・」

ちなみに自動車の保険には大きく分けて以下の2書類があります。
・強制保険 : 自動車賠償責任保険(いわゆる自賠責)
・任意保険 : 自動車保険(当社などで加入する保険)

強制保険は、全ての自動車に加入義務があります。車検を取る時に必要となる自賠責のことですね。
保険が切れたままなど未加入で走行した場合には1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
そして交通違反ともなり、違反点数6点が付され即座に免許停止処分となります。

自賠責保険(共済)の証明書を所持していなかっただけでも30万円以下の罰金が科せられます。 

車検のない250ccまでのバイクでも、自賠責だけはかけ続けなければ上記の違反にあたりますよ。

さて、では任意保険はというと、その名の通り任意なので入っていなくても罰則はありません。
自力で弁償や修理・治療費を払わなければいけないだけです。
だけど、無保険の車に轢かれかれてしまった加害者の身になったら、もし相手が保険に入っていないと怖くて仕方がないですね。

ところが信じられないかもしれないですが、自動車保険に入らずに車に乗っている人が少なからずいるんです。 
ちなみに、任意保険は何%くらいの人が加入されていると思いますか? 

“ひき逃げにあったら…相手が無保険だったら…” の続きを読む

春先のドライブでピシッ!

こんにちは、新谷拓己です。
昨日今日と完全に春ですね~嬉しいですね!
住宅地に残る凸凹道が早く溶けてくれるといいなぁ。

でもスキー場の雪はまだ残ってて欲しいというワガママな人間です。

さて、そんな春先の運転で気をつけたいのが飛び石です。

というのも、なかなか雪が溶けてもスタッドレスタイヤは脱げないですよね。
スタッドレスタイヤは水分を吸い込むように、細かな溝がたくさん入っています。
解けていない白い氷のボールをもった織田裕二さんが『乾いた氷はすべらない』という、昔のヨコハマタイヤのCMが印象的です。
むしろ製氷機から出たての氷ってくっついてくる程ですもんね。

つまり、その表面が溶けて濡れているのが滑る要因と言えるでしょう。それ以外もあるかもしれませんが。。。
ロシアの極寒の地では、氷の上を夏タイヤで走っているという世界紀行をテレビで見たことがありますし。

余談が過ぎました。。。

“春先のドライブでピシッ!” の続きを読む

自分の方が被害者側なのに賠償金を払う!?

先週末はすごい雪でしたね!
私は21日(金)に体調を崩して月曜まで寝込んでたので気づかなかったのですが、
月曜の朝に車を動かそうとしたら、30cmくらいの雪が車を覆っていて驚きました。

そして、大雪が降る ⇒ 除雪作業が入る ⇒ 道幅が狭くなり視界も悪くなる ⇒ 事故が起こる。

やはり週明けの昨日は事故の報告がたくさんありました。

なかでも本当にお客様が可哀想なのが、「青信号で直進中に、信号無視の相手車が右から飛び込んできた」という事故。

“自分の方が被害者側なのに賠償金を払う!?” の続きを読む

年末年始の営業について

年末も押し迫ってまいりました。

今年も残す所10日ですね。
みなさん今年の目標は達成出来ましたか? 

私は『イライラしない』という漠然とした目標にしていたのですが、もう生理現象のようなものですね。
特にハンドルを握っている時。

割り込まれたらカチン。

自分の前に入れさせないようにしたら、加速して自分より前の車に入れてもらっていてカチン。

この前のブログ「冬道の運転で気をつけたいこと」で、運転は思いやりと書いておきながらこの有り様です。 

やっぱり目標は具体的でないと行けませんね。来年の目標は『毎月具体的な目標を決める』にします。
ずるいですか?

本題がそれてしまいました。

当社は12月31日~1月5日をお休みを頂きます。
ただ、事故などのご連絡に備えて、代理店電話番号011-861-8011にお掛けになりますと、外部の営業の携帯に転送されます。
年末年始は事故対応でも、修理工場やレッカー業者やレンタカー会社がお休みだったり混雑していたりで、なかなかスピーディーには行かない場合もあります。

事故や故障で車のエンジンがかからなくなってしまう場合もあります。
レッカーの到着まで待たなければならないなど、急な事態に備えて温かい服を車に積んでおくことは大事です。 カイロもあるとよいですね。

また、お客様より事故のご連絡をいただいたときに、我々も何処におりますかわかりません。
ご契約の内容をすぐに確認できなかったり、保険会社のシステムがサービス時間外となっている場合もありますので、何かとご不便をお掛けするかもしれません。

また、保険会社も同様に土日祝日をお休みとさせて頂いておりますので、事故の本格対応は6日からとなります。

予めご容赦下さいませ。

日本の一大イベントですから、どうぞ皆さん混雑していても焦らず安全運転で、気持ちのよい新年をお迎えくださいませ。

新谷拓己 

ドライブレコーダーをつけました

皆さんこんにちは。
今週末はスリップ事故に巻き込まれたり、スリップしてしまったりというお客様が多数いらっしゃいました。
札幌市内ではありませんでしたが、皆様はこの週末ヒヤリとしたりはしませんでしたか?

ヒヤリと言えばもちろん事故です。
そして事故でやっかいなのが、事故の時の記憶。

事故の受付をさせていただくと、人によっては頭が真っ白になってしまう方も少なくありません。

自分は大丈夫、運転中も注意を払ってますよーという方。
下の質問にいつでも答えられますか?
・事故の直前では信号の先頭で待っていたんですか?それとも2番目でしたか?
・信号は青でしたか黄色でしたか?それとも青で交差点に進入しているうちに黄色になりましたか?
・交差点の何メートル前に車線変更をしましたか?
・相手の車は事故の何秒前くらいに認識しましたか?
・ウィンカーをつけていたのは、何秒前くらいからですか?

きっと、確信を持って答えられる人は僅かではないでしょうか。

かくいう私も自信があるとは言い切れません。
そこでつけましたドライブレコーダー。

百聞は一見にしかずで、動画を見てみて下さい。

“ドライブレコーダーをつけました” の続きを読む

冬道の運転で気をつけたいこと

おはようございます。
今週の雪は根雪になると言われてましたが、皆様の地域はどうでしょうか?
ギリギリ溶けきらないで残っているような雰囲気でしょうか。

さて、今回のテーマはそんな北国の冬ならではの事故事情です。
一度にはお話しきれないので、何回かに分けてポイントをお話していけたらと思います。

冬に事故で多いトラブルは「車線変更に伴う事故」だと感じます。

根雪が降ると路面は覆われてしまい、厳密な車線というものがなくなり、譲り合いで走行することになります。
幹線路であれば、頭上の看板でセンターラインの位置が示されていることもありますが、片側2車線・3車線の道では他の車と並走するのに感覚で走ることになりますね。

ですから自分の車が相手の車線にはみ出だしてしまっていないか不安になる方も多いのではないでしょうか。

“冬道の運転で気をつけたいこと” の続きを読む

自転車のルール 第三回 「路側帯について」

自転車のルールについて、第一回 第二回とお送りしてまいりましたが、今回は第三回 路側帯について書きたいと思います。

皆さん、下の写真のような道の場合、自転車はどこを走らなければいけないかご存知ですか?
Google マップ

私は路側帯を走らないといけないと思いますので、下の写真でオレンジで塗られた所だと思います。
Google マップ2

・・・というのは半分正解で、半分ハズレなんです。

と言うのは、上の写真でオレンジに塗られたところは路側帯ではないんです!
皆さんご存知でしたか?

“自転車のルール 第三回 「路側帯について」” の続きを読む

高速道路での事故

先日、芸能人の桜塚やっくんが、講演先に向かう途中、高速道路で事故に遭い、車から降りたところ、後続車に撥ねられ死亡とのニュースが流れましたね。

弊社お客様の、高速道路管理者の方がこのようにおっしゃっていました。
高速道路で事故に遭ったときは、まず第一に、ハザードランプを点け、事故車からすみやかに降り、安全柵の外側に避難することが大事。110番に通報し、警察が来るまで、車の中や、車の側で待っているのは、とても危険で、今回の事故のように、後続車に撥ねられたり、車ごと追突される二次災害となりますので十分に気を付けてくださいと。
走行中の車は、なぜか不思議と、前車に引き寄せられ、気が付いたときにはブレーキも間に合わず「追突」してしまうそうです。

高速道路を走っていると、黄色のパトロールカーを見かけたことはありませんか?
パトロールカーが路肩に停車をして、道路調査をしていると、なぜか停車中のそのパトロールカーにぶつかってくる車があるのだそうです、路肩に寄っているにも関わらず。
ぶつかってくる車は、遠くに車が見えるなぁ・・と走り続け、その車の車線が走行車線と勘違いをし、わざわざ自分が走ってきた車線を変更して、衝突!! 
信じられないけれど、本当の話。
道央自動車道で、このような事故が一番多いのは、苫小牧西インターから苫小牧東インターまでの直線道路だそうです。
高速道路に限らず、車の運転は十分に気を付けましょう。 走る車は凶器です。

自転車のルール 第二回「自転車の事故について」

皆様こんにちは。

今日は、自転車に気をつけて下さいというテーマの第二回目です。

いきなりですが、下の図を見てください。

事故1

車が交差点を左折しようとしている図ですね。

左折するには横断歩道を横切らなければなりません。

当然ドライバーの皆さん安全確認をしますね。
歩行者・自転車があらゆる角度からやってくる可能性があります。

例えば次の図です。
事故2

三角は自転車だと思って下さい。

①~③と、色々な可能性がありますね。
では、この中で最も事故が多いケースはどれだと思いますか?

“自転車のルール 第二回「自転車の事故について」” の続きを読む

自転車のルール 第一回「右側通行について」

北海道もずいぶん秋が深まって、もうそろそろ紅葉ですね。

バイクや自転車に乗れる時期もあと少しです。
今回はその自転車についてのお話です。

もうあと少しですと書いておきながら?と思われるかもしれませんが、全国的に自転車の事故は4月と10月が多いんです。
札幌は時期がずれてるかもしれませんが、ご愛嬌ということで。

一昔前は自転車は歩行者に準ずるような扱いで、車との接触事故では自転車が有利に思われてきました。
ところが現在では自転車は車両の一種。ただしくは「軽車両」とされています。
つまり自転車と自動車やバイクは対等なのです。
そして歩行者と自転車は、圧倒的に歩行者が守られることになります。

しかし、現状ではまだまだ自転車の乗り方が浸透していないと感じます。

それでも「自転車は車道を走らなければいけない」というルールは一番周知されている傾向にある気がします。

しかしこれがかえって問題なのです。

“自転車のルール 第一回「右側通行について」” の続きを読む