自動車事故の示談に役立つ証拠写真のポイント

皆さんこんにちは。
5月も間もなく終わりますね。
来月は6月。そうジューンですからブライダルシーズン到来ですね。
新たしい生活というのはウキウキするものですね。

新しいといえば、東京海上日動のオフィシャルHPがリニューアルしました。
それに伴いまして、ご契約者様専用ページも刷新されています。 
契約者さま専用ページ

スマートフォンからは、東海日動オフィシャル無料アプリ『モバイルエージェント』をご利用ください。

このモバイルエージェントは様々な機能があり、今後も便利な機能を盛り込んでいく予定です。

そんな機能の一つに「スマートフォトメール」というものがあります。
これは、事故時に写真を撮って保険会社に送ることで、事故対応をスムーズに進めていくためのツールです。

では事故写真と言ってもどういうふうに撮れば良いのでしょうか?
肝心なところが写っていないと、せっかく撮って頂いても無駄になってしまうかもしれません。

そういったことで、今回は事故写真のポイントとしてお話をしてまいります。 


まず、お相手のとの示談において、どういった情報が役立つかというと以下の様なものがあげられます。
 ・交差点の形態(特に五叉路など変則的な場合)
 ・見通しの良し悪し
 ・標識の有無
 ・車線の数、センターラインが貫通しているか
 ・道路幅、路肩の広さ
 ・ブレーキ痕の有無
 ・現場の交通量

では、こんなポイントを逃さないための良い事故写真のとり方です。

ポイントは以下の2つです。
①現場のアップ+少し離れた場所から撮る
②契約車両だけでなく相手車両から見た写真もあると良い

事故写真左図のような事故であれば、この3枚が状況を把握するのには良い位置角度と言えると思います。

お互いの視点がわかると、相手の言い分が的を射ているかもわかります。

次に損傷した車の写真もあると良いです。
ポイントは次の2つです。
①車両全体象と損傷箇所のアップそれぞれ
②車両の特定のためにナンバーが分かる写真を撮影

 事故写真②助手席ドアあたりの傷ならこのような3枚が良いでしょう。
 

こういった証拠保存により、これまでの示談で役だったケースが色々ございます。
例えば事故相手はT字路から出てきたのでなく、敷地外から入ってきたケースであったとかですね。

そして北国特有の問題としては、事故当時の状況があとからは確認できなくなる場合があることです。

事故当時は見通しが悪かったはずなのに、排雪が入って翌日にはスッキリ綺麗に見渡せるようになってしまっていたとか、センターラインがあったはずなのに一晩で路面が見えなくなってしまったなどです。
推理小説では雪の上の足あとウンヌンというのがありますが、 自動車事故でも雪は証拠を覆い隠すことも消え去ってしまうこともあり厄介です。

更に厄介なのは信号の色ですね。これはもうドライブレコーダーで備えるしかないでしょう。
都合よく目撃者がいるとも限りませんので。ドライブレコーダーについてはこちらのブログをご覧ください。

悪意の有無にかかわらず、人の記憶とは曖昧なものですから、客観的な証拠は残していただけると大変助かります。

ジューン・ブライドの話から始まって、何だか暗いお話でした。
結婚も、結婚までに築いた財産は離婚の際の財産分与に当たらないそうですから、証拠を残しておいたほうがいいですよ(笑)

ティー・アイ・プランニング 新谷拓己

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