セミナー「東日本大震災を通じて保険人が行ったこと」

皆さんおはようございます。

昨日は東京海上日動の代理店が参加するセミナーがありました。
演題:「東日本大震災を通じて『保険人』が行ったこと、感じたこと、並びに私の代理店経営」

東北地方で代理店を営んでいるなか大震災にあい、自らも被災者となりつつも、不安なお客様のために奔走する姿は誠に尊敬いたします。
そのセミナーなかで、大津波が街を飲み込んでいく動画を見ました。

震えます。
もう止んでくれ・・・。
一人でも助かってくれ・・・。

想像を超える自然の力に身の毛もよだつ思いです。
実は年末にも東北の代理店さんがセミナーをしてくださり、やはり大津波の動画を見ましたが、なんど動画を見ても恐ろしく思います。
実際に体験をされた方はどれほどの恐怖と絶望だったのでしょうか。

その場で見た映像とは異なりますが、Youtubeで検索すると津波の動画はたくさん見ることが出来ます。
大船渡市街地に押し寄せる津波 【視聴者提供映像】   YouTube

大船渡市街地に押し寄せる津波 【視聴者提供映像】 http://youtu.be/SR2kOR2Ihf0

このようなセミナーを通して、私たちの仕事は本当に責任の重いやりがいのある仕事だなと感じさせて頂きます。
絶望のさなかに経済的な安心をお届けし、未来への光を見出して頂けるとしたら、こんな誇れる仕事はないです。

しかし、中にはお役に立てないお客様、地震保険をつけていなかったお客様もいらっしゃいます。

お客様も悔やまれたと思いますが、代理店もとても後悔をされたそうです。

「ちゃんとお客様に必要性を伝えきれていただろうか」
「もう少し強くおすすめしていたら・・・」

この記事を読んでくださっている方の中にも、販売・営業をされている方がいらっしゃると思います。
すると、こんな気持ちでお客様に提案することもあるのではないでしょうか。
「あまり高い料金だと、検討もしてもらえないかも知れないから、これくらいの内容に抑えて金額を手頃にしようかな」

正直に言いますと、私もそんな気持ちといつも闘っています。
 
でも、やはり間違いだと思います。

こういったセミナーを通して、私たちはお客様をガッチリお守りする提案をしなければいけないんだと感じます。
私たちから補償を削って提案をすることは、その責任を端から手放しているのと同じかもしれません。

ですから私たちのご提案は、まず一番最高の安心から出発していこうと考えます。
そして、お客様の優先順位にしたがって、最適な形へとスリムにしていくことが、本当のプランニングではないかと思います。

こういったステップを飛ばして、営業が「これくらいでいいかな?」と提案するのは、プランニングではなくてお仕着せと言ってもいいかもしれません。

今回はまた久しぶりにシリアスな文面となりました。

この熱い気持ちを胸に、でもお客様と接するときは朗らかに!

なので、もし私のご提案が予め安くなっていたら、「いったん全部付けてよ!」と言ってくださいね 笑。

新谷拓己 

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