自転車保険が義務化されることに?

と言うのは兵庫県のお話です。

驚かせてしまいすみません、こんにちは新谷です。
昨日からグッと冷え込みましたねー!
もう車のシートが冷えてて背中を浮かせる程でした。

自転車そんなときに自転車のニュースというのも、道産子からすれば時期はずれもいいところですが、雪が降るまでは乗るという頑張り屋の方もいらっしゃいますものね。

さぁタイトルに書きました自転車保険の義務化ですが、これは兵庫県で過去に起きた自転車事故を背景に、条例で加入を義務付けするもので、全国で初めて県議会に提案することで検討を進めるそうです。

この自転車の保険というのは、自転車を修理したり買い直すための物の保険ではなく、ケガをさせたり壊してしまった相手に支払う賠償の保険が主のお話です。 
今回の内容は、これまでに書いた記事と内容が重なる部分もあるかと思いますので、おさらいという意味で宜しければご覧ください。 



賛否両論あると思いますが、ちなみに自賠責というものをご存知ですか?

自賠責とは、自動車の車検の際に入る強制保険のことです。
自賠責法という法律も有り、入っていないと法令違反になります。

この強制的な保険である自賠責の目的は、 被害者の保護です。
加害者を守るためではないんですね。

支払い能力のない人が事故を起こし、被害にあった方が賠償請求も出来ずに困ってしまうということが無いようにと定められたものです。
ですので、この最低限の補償は対人事故、つまり相手方のお身体に関する損害のみに限定されます。
ですから建物を壊してしまったり、自動車を壊してしまっても、自賠責では弁償できませんの注意して下さい。

もちろん被害者保護のためなので、加害者側の身体や車を守る補償もありません。

そして被害者保護のためなので、被害者から保険金を請求する仕組みもありますし、被害者が立証責任を負わず加害者側が責任を免れるためにいくつもの立証をする必要があります。

余談でしたが、これらの仕組みはユーザーにとって批判を招くものだったかもしれません。
しかし被害にあった方からすれば、身体に傷を負わされ、無責任に賠償能力を放棄されては本当にやりきれません。

自転車は車輌であり、運転をする上ではルールを順守する必要があります。
交通法を守る必要があります。
ですが、自動車のような強制保険はなかったのです。

日常生活の中には本当に思いがけず大変な事故が潜んでいるものだと思います。
そして事故を起こせば様々な責任がのしかかってきます。
お金の備えがあれば良いというものではないですが、せめて加害者も被害者も経済的に行き詰まってしまうような不幸な目にあわぬよう備えましょう。皆さんで助けあいましょう。
それが保険という仕組みです。

個人賠償責任保険という保険が日常の賠償リスクから守ります。
年間1500円程度です。
一日5円、自転車の被害者に募金すると思えば・・・
返ってわかりにくいですか・・・汗

「結局セールスか(笑)」と思われてしまうかもしれません。
でも本当にこの補償はある意味で強制保険だと思っているんです。
私達保険を扱う人間が必ずご案内をしなければならない強制保険です。

この補償は自転車だけでなく、趣味のスポーツで負わせたケガでも、ベランダから植木鉢を落としたでも、 日常の様々なシーンで支えてくれます。

儲けを度外視でしつこくお勧めをするかもしれませんが、後で「そんな保険料なら付けておけばよかった」とお客様に言わせてしまうことの無いよう、使命感を持って熱心にお話してまいりたいと思います。

今回は私の個人的な意見を書いてしまってすみませんでした。

これからスキーシーズンも始まります。
去年始めたスノーボードど始めた私ですが、 去年のようなケガはしませんように。
そして誰かにケガをさせるようなこともありませんように!

新谷 拓己 

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