噴火に関する保険の話

皆さんこんにちは、新谷です。

御嶽山噴火の報道が続いていますね。
戦後最悪の死者数というニュースを見ました。え

Wikipedhiaによりますと

以前は死火山や休火山であると思われていた山であるが、1979年(昭和54年)10月28日に突如噴火した 

と書かれていました。

昭和54年というと私の生まれ年です。
その時も突如噴火した山が、35年の時を経て再び噴火したのですね。

何を書いていいかわかりません。
私の、テレビ報道で見聞きした感想など、何度書いて書きなおしても仕方のないことですので、私がお伝えできることをお伝えしたいと思います。

噴火に関する保険のお話です。


保険の業界では「地震・噴火・津波」と言う3つの自然災害をセットで覚えています。

地噴津と略して呼ぶこともあります。

実は、これら3つの地殻運動にともなう災害は、同一のリスク区分をとっていることがほとんどです。

「地震保険」と聞くと、建物を地震から守る保険をまずイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実は、地震保険とは、地震・噴火または津波による損害を担保するものなのです。

反対に言うと、これら3つは特別に補償を付けておかないと、そのままでは補償されないということです。

そしてこれら3つは、その他の種類の保険においても補償を用意しているものがあります。

例えば自動車保険のなかにある車両保険。
ご自身のお車は、通常の補償では地噴津による損害は免責、つまり補償されません。
リスクを感じておられるとしたら専用の特約をおすすめします。
 ・地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約

あとは傷害保険ですね。
こちらもスタンダードなプランでは補償されません。
補償できる特約がある場合もございますので、代理店や営業店へお問い合わせ下さい。

ここまで損害保険についてお話しましたが、生命保険も注意が必要です。

死亡保険については、保険金のお支払対象となる可能性が高いです。
事故による死亡で手厚くなる部分については注意が必要です。

そして医療保険についてはお支払いしないか削減される可能性が高いです。
つまり入院や手術の給付金は、地震・噴火・津波を原因とする場合は対象外となっている商品がほとんどだと思いますので、お手持ちの約款をご確認下さい。

なお先の東北の大震災では、あんしん生命は約款上の免責を適用せず、全額お支払いするという判断を下しました。
 「東日本大震災に関するお知らせ」

天災で失われてしまったものはお金に変えられないことばかりだと思いますが、せめて経済的な心配を抱えずに、一日でも早く元の生活に近づいて頂くためには保険は強い支えになります。
一度ご加入の保険について調べてみてください。

新谷拓己 

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