火災・自動車保険料の値上げ?

皆さんおはようございます。
連日の青空で気持ちが良いですね。
私たち営業マンは車に乗り込むとアツアツです。

ご訪問時に手前どもにお見苦しい点などございましたら、どうか遠慮無くご指摘下さい。
もしお心遣いいただけましたら、上着を脱ぐよう命令ください。
「見ているこっちが暑苦しいから上着は脱ぎなさい」と言って頂けると、「ご命令とあらば!」と従えますので。
「暑くないの・・・?大丈夫・・・?」と言われると、「大丈夫です!(汗 汗 汗)」と言ってしまうものですから。

さて、今回のブログは火災保険と自動車保険の保険料の値上げについてです。
代理店は一層汗をかいてご説明をしなければならないようなお話です。

7月2・4日に損害保険算出機構より発表された情報を元にしております。
損害保険料率算出機構

リンク先の機構HPにあります、ニュースリリース&新着情報をごらんください。
最新の2件が、自動車保険と火災保険の「参考純率を改定しました」という記事です。



保険会社は保険料を決定するにあたり、各社が独自に料率を設定するわけですが、その根拠となるのがこちらの参考純率です。

参考純率は、全保険会社のビッグデータを元に、頂く保険料とお支払いする保険金とのバランスとして、適切な保険料がいくらなのかを料率で表しているものです。

保険会社はこの参考純率に、企業としての経費等を追加して、各社の保険料を決定します。
この追加する経費等の部分を付加保険料と言います。

参考純率や付加保険料をものすごくシンプルにイメージしていただくとこのようになりますでしょうか。
<例>
20件のお家があり、全て同じ作り・金額のお家があって、うち1件が100万円の損害を被って保険金を受け取られた場合。
20件で100万円ですから、1件あたり5万円の保険料を頂ければバランスが取れますね。

ただ、保険会社は企業ですから掛け金が5万円では経費や利益を生みませんので、「保険料は6万円頂きます」 ということになります。

ここで5万円を決定するのが参考純率であり、1万円増やしている部分が付加保険料となります。

参考純率は、実際の保険請求による生データをベースにしています。
これが上がるということは、昔よりも「保険がお役に立っている。保険金をお届けしている。」 という事が言えます。
お住まいについては、このところの異常気象による被害が目立ちます。
自動車で言いますと、軽微な接触事故でも修理金額が一昔前よりもグッと高くなっています。

また、以前の消費増税についての記事で述べました、「頂く保険料は非課税だけれど、お支払いする保険金は税込み」ということも、純率のアップの一因となっているようです。

消費増税と保険(2014/2/19記事)

増税や原価の高騰といった状況のなかで、各社なんとか企業努力を続けておいでだと思います。
保険会社もこういった背景のなか、どのような方針をとるのか東京海上日動や各社の動きがわかりましたらまたお知らせをしてまいりたいと思います。

新谷拓己 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です