皆さんこんにちは!新谷です。
今日もまた暑いですね!
こんな暑い日、というか暑い時期をドッグ・デイズと呼ぶらしいですよ。
北半球では7~8月、南半球では1~2月頃を言うようですね。
なぜ犬?かというと、おおいぬ座のシリウスがこの時期に輝くからだとか。
そんなことで今回はペットにまつわる保険のお話をしたいと思います。
さて、保険について考えるときは次の3つに区別して整理してみましょう。
①大事な身体 ・・・ヒト保険
②他人への賠償 ・・・アイテ保険
③大切な財物 ・・・モノ保険
はい、これを自動車保険に置き換えるなら
①ドライバー(人身傷害) ②ぶつけた相手(対人対物) ③マイカー(車両補償)
となります。
日々の生活に関する保険とすれば、
①生命保険 ②日常生活賠償保険 ③住まいの保険(火災保険)
というのが代表的なところでしょう。
ではペットでは?
①ペットの治療費がかかったらどうしよう・・・
②ペットが人に噛み付いたらどうしよう・・・
③ペットのオモチャが壊れたら・・・はあまりないですかね
そんな整理で順番に考えて見ましょう。
①ペットの治療費がかかったらどうしよう・・・
この悩みへの解決法はずばりペット保険。
ペット保険といえばアニコム。弊社では扱っておりませんが。
保障内容としてはペット版の健康保険制度と言ってもよいでしょう。
入っていれば治療費が3割負担で済んだりします。
しかも一部の動物病院では窓口で使えるというのがすごいですよね。
創業者のアイディアと営業力に脱帽です。
アニコム損害保険<http://www.anicom-sompo.co.jp/>
②ペットが人に噛み付いたらどうしよう・・・
「うちの子(ペット)は大丈夫♪」という方もいらっしゃるでしょう。
そういう慢心が危ないのです。
でも私の実家の犬は可愛い小型犬ですから大丈夫です。(←これです 笑)
実家ではミニチュアシュナウザーの前にゴールデンレトリバーを飼っていました。
飼っている当事者は、そのデカさや怖さに鈍感なんですよねぇ。
私も家にレトリバーがいたころは、「なんで怖がるんだろう」と思ってましたが、今レトリバーをみると「怖っ!よだれすごっ!こっちくるなー!」って思います。
犬嫌いの方ならなおさらですね。猫もふらりと散歩がてら車道を横断してしまうかも。
避けようとした人や車がケガや事故を起こしてしまうかもしれませんね。
他の犬を噛んでしまうかも。
こういったケースでは飼い主が賠償義務を負うことが大いに有り得ますね。
これらの備えにこれ一本!個人賠償補償責任保険!
本当に安くて頼りになる保険だと思います。
この特約は自動車保険や住まいの保険など、様々な保険の特約としてお入り頂けます。
どれか一つには付けておいてくださいね。
トータルアシスト住まいの保険商品について > 特約 「個人賠償責任補償特約」
③ペットのオモチャが壊れたら・・・
これは困る方もあまりいないとは思いますが、住まいの保険(火災保険)の家具補償で出る場合があります。
ペットが壊してしまったソファなんかも家具の補償で保険金が出ることも?
最後に逆の立場についてのお話です。
「愛犬が自動車事故で轢かれ亡くなってしまった」
こんな時に相手はどのような補償をすべきか。
非常に申し上げにくいのですが、ペット自身もお家の植物やぬいぐるみのように財物として判断されます。
これは保険会社が決めていることでなく、判例に基づくものであることをご理解ください。
人と物との違いは、時価という基準です。
人の命に値段は付けられませんが、逸失利益としてその方が得られたであろう収入や遺族の方の慰謝料などを根拠とした賠償金が支払われます。
物の場合には将来的な価値を見られることはまずなく、購入時から時間がたつほど価値が減っていくという時価額を根拠とします。
つまり20万円で10年前に購入したミニチュアダックスはすでに価値があまりなく・・・と、賠償金があまり支払われない可能性が高いです。
ただ、慰謝料だとか、なくなるまでの治療費や、飼い主が休業をやむなくされた損害や、他のペットをペットシッターに預けなければならなかったなど、様々な事情によりその他の賠償金が支払われる場合もあります。
ただ、ペット=物であるという判断が受け入れがたいですよね。
大切な家族の1人であるペットは、
他人を傷つけたり、
ペット自身が傷つかないよう、
しっかり守ってあげてニャ!
と、犬派の新谷拓己でした。