保険金で修理しなくてもいい?

こんにちは新谷です。
昨日は北海道が全国の最高気温を記録したらしいですね。
私は鼻風邪が長引いていて、実は今もヒートテックを着ています。
しかもスーツも秋冬用だったりします。
早く治らないかなぁ。

さて治るといえば、字が違いますが車を直せる保険がありますよね。
自動車保険の車両補償です。
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「自動車保険について、ちゃんと説明を受けたことがない」という方も少なくないので、簡単に仕組みをお話させて頂きます。
自動車保険は、相手・身体・車両の3つに対して補償を発揮します。

相手:ぶつけてしまった相手の治療費や修理費をお支払いする部分。
身体:事故によって自分や同乗者がケガをしてしまいその治療費をお支払いする部分。
車両:事故によって自分の車を修理あるいは全損となってしまった費用をお知ら配する部分。

これら3つです。詳しくお知りになりたい場合はこちらの東海日動HPをご覧ください。
トータルアシスト自動車保険 〈東京海上日動火災保険〉

この3つのなかの最後にある、車両補償についてお話したいと思います。
また、火災保険などの自分の物にかける保険についても同様の事が言える場合がありますのでご参考下さい。

具体例として、事故で車の修理費が80万円と言われたとします。
ご自分のお車がもし300万円とかするお車ならば直されると思います。
車両の保険金額がもし50万円でしたら、これは全損という扱いになります。
つまり、50万円を車1台分の価値としてお支払いします。

ではもし車両の保険金額が100万円だったら?というのが今回の記事です。
全損の場合の注意点も最後に書きますね。 

もう少し丁寧にお話します。(結論を聞きたい!という人は黄色のハイライトまで飛ばして下さい)

車両保険を付ける場合、車の価値というのを保険会社と取り決めます。協定価格と言います。
これは1年間の間にも本来時価額はじわじわ下がるものの、都度都度時価査定をしては煩雑なので、年初にお車の価値・評価額をお約束するんですね。

それが100万円だったとします。
この保険上の価格は下取りで売れる価格より高くなっている場合もありますね。

さて、この車両価格100万円というのは、100万円までの修理費は修理費額をお支払いし、100万円を超える修理費となった場合や修理不可能の場合には100万円をお支払いします。
(全損時に諸費用保険金が出る特約もあります。)

では、100万円に満たない80万円の修理の場合には、80万円が支払われるわけですが、保険金はお金であり修理作業そのもののサービスをご提供するわけではありません。

つまり、車を直さずに現金を受け取って頂いて構わないんです。

「この車を80万円でなんて下取ってもらえないだろうし、直すくらいなら買い換えたいな」という時には、現金で受け取ってください。
ただし注意点として、修理見積は80万円+消費税=86.4万円となっているはずです。
修理しないのであれば消費税は発生しないので、80万円のお受け取りとなりますから気をつけて下さい。

ではでは、120万円の車の修理費が80万円でなくて10万円だったら?
「自分の車はヒビ入ったくらいだから、直さなくてもいいや。10万円頂戴。」というのでもOKです。
ただし、修理費と言うのは、実際に作業にかからなければわからない内部の損害というものもあります。
当初の予定額よりも、作業をしている中で修理費が増えていくこともあります。
分解をせずに正確な修理費を見積もることはできませんから、直さないで保険金をもらうということ、特に直さずにそのまま乗るというときには、そういったリスクも含めて検討下さい。

また、直さずに乗る場合のその後の注意点!
もちろん車の価値としては「壊れたままの車」ですから、次に事故があった時には保険金額より10万円分を削減される場合があったり、同じ部位にまた損傷を被ってしまった場合に保険金が降りないなどということも起きうるので、その点は十分にご理解のうえ判断なさって下さい。

最後に、全損の場合の豆知識です。
全損の際には、お車1台分の価値として保険金額をお支払いします。
ですから壊れた車は保険会社が引き取る権利があります。

つまり、「保険会社が持って行く前に無傷なナビやカーオーディオやアルミホイールやらを外しておこう」と言うのはルール違反です。保険会社の車からパーツを盗むようなもの、と言うのは乱暴な表現ですが。

もし保険会社に車を引き取らせず手元に残したい場合には、上記の装備品や車体本体のスクラップとしての残価分を保険金から差し引かれることとなりますのでお気をつけください。

保険会社の査定より高くスクラップを捌けるノウハウやお知り合いがいらっしゃるならば、それも手かもしれませんね。

また、火災保険でおりる保険金についても同じような解釈が可能です。
ただし保険契約に寄っては、修理をすることを条件に保険金がおりるというタイプのものもありますので、いずれにしても保険会社・共済組合や代理店へご相談をお願いします。

新谷拓己
 

“保険金で修理しなくてもいい?” への25件の返信

  1. こんばんは。伺います。先日車での接触事故を起こしました。東京海上の超保険の車両保険より、ディーラーが査定した修理費の85万円が出るとのことだったので、修理せず、消費税を引いた79万円を現金で受け取ろうと思います。このとき、車は東京海上が引き取ると言っています。全損では無い場合は、修理費を損害として受け取り、車は私の所有(私が廃車業者に売る)のままにならないのでしょうか。よろしくお願いします。

  2. まつお しん様 コメントありがとうございます。
    ご質問の件ですが、お伺いする範囲ではご認識の通りで正しいと思います。
    なにか別段の事情があるのではないでしょうか?
    恐れ入りますが、担当者に引き取りの理由をご確認いただけますでしょうか。
    お力になれずすみません。お話の結果を教えていただけますと幸いです。

  3.  早速のご回答ありがとうございました。今朝東京海上日動のカスタマーセンターに朝イチで電話をかけ尋ねたところ、そのようなことは現住所のサービスセンターにかけろと言われ、電話番号だけを告げられました。その対応にも冷たさを感じましたが、その番号にかけ直し再度尋ねたところ、東京海上担当者が間違っていましたと認め、単純に担当者の初歩的なミスだと言われました。こちらもちょうど事故車を下取りとして次の車の契約寸前で、今までしてきた商談が最初に戻りそうで、私も誰に相談してよいのかわからない状態だったので、投稿させて頂いた次第です。今夕東京海上日動のサービスセンター所長が菓子折を持って謝罪に来ました。お世話になりました。ありがとうございました。

  4. まつお しん様
    わざわざ結果をご報告下さいましてありがとうございます。
    この度は、東京海上日動の対応に手違いや行き届かぬ点があり、大変ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
    冷たい対応やミスはもちろんのこと、お客様を「誰に相談をしてよいのかわからない」という状態にしてしまうのでは代理店の意義がありません。さぞかし残念にお感じになられたことと思います。
    本件の不手際を東京海上日動ならびに代理店は反省し、サービス向上の糧にしていくはずです。どうか引き続きご愛顧くだいますようお願い申し上げます。

  5. はじめまして。ちほっちと申します。先日、ダンプカーに追突され10-0の保険判定がでました。Nスラッシュ6000キロの新車が後方部分が大破です。修理費用は、車体を半分に切り新しい物を付ける修理で80万の分損と保険会社に言われました。今更、半分に切って修理した車には正直乗りたくないですし、修理して乗る価値があると思えないのです。いかがなものでしょうか?
    新しく乗り換えをも考えております。その場合、新しく購入する先のディーラーに町の自動車屋さんから事故車を移動させて、もう一度修理見積もりをとり、下取りをしてもらうのがよいのでしょうか。
    初めての事故でわからないことだらけ…おまけに保険会社からは女ひとりだと思い、無下な扱いをされて悔しいです。
    どうかよいお知恵をご教示頂けますと幸いです。

  6. ちほっち様
    コメントありがとうございます。
    被害事故に遭われたのですね。後方部分も大破とは、きっとおケガもおありだったのではないでしょうか。
    お見舞い申し上げます。
    ご相談についてですが、一般的なお答えとなることをお許し下さい。
    まず、ご自身の保険会社へはご相談をされましたか?
    相手方の賠償に不満をお感じになる場合、最も適切な手段は弁護士を入れることです。
    ご契約の補償に弁護士費用に関するものはありませんか?
    弁護士を入れたほうが確実ですが、お車は新車ということですので、購入後間もない場合には格落ち損害という言葉があります。
    この言葉で検索をすると、いろいろな記事が見つかると思いますのでご参考になってみて下さい。
    つぎに、お車の補償に新価特約はお付けになっていませんか?
    設定金額や損害額によりますが、新車で大きな損害を負ってしまったときには役立つ特約です。
    保険を使うことにはなってしまいますが。
    また、乗換をご検討でしたら、下取りや修理費について、また納車までの代車も含めて、相談に乗ってくれるディーラーでお買い求めになってはいかがでしょうか。
    年末でお休みも近づいていますので、お早めにご相談をなさったほうが良いと思います。
    おそらくご自身の代理店がこういった相談に乗ってくれないので、ネットでお調べになられたのだと想像します。代理店でなければご契約保険会社のカスタマーセンターなどにもお問い合わせになってみてはいかがでしょうか?
    ちほっち様にとって納得の行く解決となるようお祈りしております。

  7. 詳しくありがとうございます。
    お恥ずかしいですが、知らないことばかりで、
    早速、評価損について調べてみました。そして、乗り換え車を検討するディーラーに見て頂くことにしました。まだ思うように身体が動かないですが、年明けには新しいスタートを切りたいと思います。

  8. ちほっち様
    お返事ありがとうございます。
    お身体の状況も思わしくない中で、意に沿わない示談交渉に戸惑われることがたくさんお有りでしょうね。
    やはりまずは、弁護士特約があるならば、すぐに弁護士へ相談をなさるのが得策かと思います。
    弁護士特約は、ご自身のお車についていなくても、同居の親族の保険契約についていれば対象となる可能性があります。
    ちほっち様が未婚の場合は、別居をしている親御様の保険契約まで頼れる可能性があります。
    一日も早く心穏やかな生活にお戻りになられますようお祈りいたします。

  9. はじめまして。
    物損事故(被害者で過失0)に遭い、保険の知識がないため調べていたところ、このブログにたどり着きました。
    色々勉強している中で気になる点がありましたので、修理しない場合の修理額にかかる消費税について、請求できない(保険会社に是認されない)のかについてお伺いいたします。
    (不法行為にかかる)損害は、事故の時点で発生するものと考えられるところ、損害のうち「修理費」相当分は修理にかかる費用、すなわち本ブログでいうところの「修理見積は80万円+消費税=86.4万円」である「修理見積額+消費税額」が「修理費」になるのではないでしょうか。
    本ブログなどにあるように「修理しないのであれば消費税は発生しない」という話をよく聞きますが、修理しないのであればそもそも「修理見積額」も発生しないため、前記説明を了とすると、修理しないかぎり修理見積額は発生しない、すなわち「修理費」相当の損害は発生していないとの結論になろうかと思います。
    したがって、損害額のうち「修理費」相当分は、修理することによって必ず発生する費用である、修理見積額+消費税額と解する方が、論理的整合が保たれ、また一般的に説得力があるのではないかと思います。
    ご多用中のところ誠に恐れ入りますが、ご教示頂ければ幸いと存じます。

  10. ほそや様
    コメントありがとうございます。
    ご見解を拝見しました。
    まずはご理解をいただきたいのですが、本ブログは「賠償保険」について述べたものでなく、「物保険」について記述をしたものです。
    ご自身の財産を守るための保険で、その損害の度合いをはかるのが見積りです。
    修理をせずに我慢して乗るから現金だけ欲しいというときに、修理にかかる消費税は本来お客様の財産だったわけではないため、損害保険金としては控除するという判断にはご納得いただけませんでしょうか。
    しかし対物賠償についてはどのような判断となるかは、保険会社の判断するところというよりは、法廷の判断となるところなのです。
    色々お調べになられているということは、お相手とトラブルになっているということなのでしょうか?
    修理時期を見計らっておいでならば、ひとまず修理費と代車相当額を自身の口座へ支払うように指示し、示談書(あるいは免責証書)も交わすことを承諾することで、ほそや様のご意向に添えるのではないでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

  11. ご多忙中に関わらず、早急に詳しいコメントいただきありがとうございます。
    お恥ずかしいですが、知らないことばかりで、
    不法行為に伴う損害賠償と本ブログで想定している「物保険」はそもそも前提が違うという趣旨承知いたしました。
    まだ交渉もしていないため、トラブルとなっているわけではありませんが、示談交渉の際に、失当な要求をするのもはばかれるため、どうなのかなとお聞きしたしだいであります。
    ご教示の方法を参考にさせていただきます。ありがとうございました。

  12. ほそや様
    わざわざお返事をくださいまして、ありがとうございます。
    今回のような被害事故の場合は、ご自身の車両保険を次年度等級の影響を受けること無く使える場合もあります。おケガがある場合もご自身のご契約へもご請求いただくことがあります。
    ご担当の代理店へのご相談もなさってみて下さい。
    当ブログが少しでもお役に立てましたなら幸いです。
    スムーズな解決をお祈りしております。

  13. こんにちは。
    飛び石被害に合いました。
    保険会社に確認した所保険は使用可能で免責金5万の契約でした。
    ガラスの傷は10cmほど真っ直ぐ線がはいっています。
    BMWのX1に乗っておりガラス取り替えになるだろうとのことで、10万以上かかります。
    保険を使った場合免責金5万と次回保険料の値上がり分2万が自己負担となります。
    色々調べ、リペアをしてくれそうな業者を見つけました。
    リペア費用は4万程度です。
    この場合、保険会社からガラス取替費用をもらい、リペアに出すということは可能でしょうか?
    それができれば、保険会社から免責金を差し引いた5万を受け取り、2万の保険料アップと修理費4万を払って、自己負担は1万円で済みます。
    もしわかれば教えてください。

  14. さえこ様
    コメントありがとうございます。
    ご認識のとおりで良いと思います。
    保険会社へは、工場でなく自身の口座へ振り込んでくださいと伝えたら良いです。
    なお、ご確認済みかもしれませんが、さえこ様の免責金額は5-10万円というような設定ではないでしょうか。今回保険を使うことで、同一保険年度の事故時には10万円差し引かれますのでご注意下さい。
    ちなみにフロントガラスのリペアは亀裂については1cm未満が限界と認識していましたが、10cmもの亀裂でも対応可能なのですか?差し支えなければ、HPなどがあれば教えて頂きたいです。
    よろしくお願いいたします。

  15. 早速のご連絡ありがとうございます。
    このホームページを拝見しました。
    http://www.ma.ccnw.ne.jp/senko_sg/kizu/lcrack.htm
    いかがでしょうか?
    ガラスの傷は表面にはでてきておらず内部に線がはいっています。
    石が当たった直径1センチ未満の部分が表面に傷がある感じです。

  16. さえこ様
    お返事ありがとうございます。
    HP拝見しました。
    おっしゃる通り、長いヒビにも対応しているようですね。
    施工例のように、その後何年も持つとしたら素晴らしい技術です。北海道にも欲しいですね。
    当該修理業者さんとの打合と並行して保険請求を進めていただければ良いと思います。

  17. はじめまして、突然失礼いたします。
    自身の保険と相手の示談金は両方もらえるのでしょうか?
    事故状況は相手9自分1で、私の方は新車のフレーム破損で全損です。人身被害はありません。
    私の方の車両評価は現時点で280万とのことでした。
    両方の保険会社からは新車を購入してからでないと示談が開始できないと言われました。
    私の方は新車特約365万(ローン残高200万あり)がついておりまして、車がないと困るのでこちらを使い、新たに諸経費込みで400万(車両金額365万)の新車を購入しました。
    この際、事故車のローン残高を精算し、特約のうち残った金額165万が振り込まれました。
    相手側の方はまだ示談金額を掲示してこず、どうなっているのかわからない状態です。
    この示談金というのは、誰に支払われるものなのでしょうか?
    また示談金は、新車を購入した際の諸経費や車両保険等には使用できないのでしょうか?
    保険会社に問い合わせても担当者不在でなかなかつかまらず回答を得られません。
    今回は相手側と私の保険会社が同じ会社なので、事故後の対応から始まり正直色々不信感を抱いております。
    非常にとりとめのない話で恐縮ですが、どうぞご教示いただければ幸いです。

  18. じえんみ様
    コメントありがとうございます。
    ご相談を拝見しました。
    相手に大方の原因のある事故で、大切なお車が大破してしまったようで、大変お怒りのこととお察し致します。
    ご質問ですが、結論から申しますと「自身の保険と相手の示談金は両方もらうこと」は残念ながらできません。
    損害保険は、経済的な損害をカバーする役割をもっています。
    もし今回の事故が完全な被害者の事故、つまり0:100だったとします。
    そのときに、相手からも車一台分、自分の保険からも車一台分がでるのでは、儲かってしまいます。これを焼け太りといい、損害保険のルールに反します。
    なぜなら、誰かとうっかり車をぶつけ合ったときに、それぞれ2台分のお金が入るようでは、良からぬことを考える人が出ても仕方ありません。
    決して、じえんみ様がそうだと申しているわけではないので、気を悪くされないで下さい。
    つまり損害をカバーするので、ご自身の保険を請求することでじえんみ様の損害はなくなります。そして、じえんみ様が相手へ賠償請求する権利は、保険会社へ移転されることとなります。
    求償権の移転といいます。
    ですから過失割合がいくらになろうと、保険会社が回収できるお金が増減するだけです。
    (今回は同じ保険会社の中でお金が動くだけですが)
    ですから、じえんみ様にとっては、もう過失割合が1:9でも2:8でも、ほぼ影響のないことと言えると思います。
    仮に0:100であったとしても、365-280=85万円の為に保険を使ったのだと考えたら、おそらく保険を使うだけの価値はあったでしょうか。
    買い替えなどの費用については個別事案が伴いますので、弁護士費用が付帯されているならば、ご心配ごとについては弁護士へご相談をなさるのも良いかと思います。
    お答えになりましたでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

  19. じえんみ様
    ご丁寧にお返事をいただきありがとうございます。
    同一保険会社で弁護士特約の使用を遠慮くださいというのは、仰る通り不信感が増すお話ですね。
    弊社は東京海上日動の代理店ですが、相手が同じ東京海上ということはよくあります。
    そんなときは、保険会社で弁護士の紹介はできませんが、私ども代理店で弁護士をご紹介しております。
    現在のご契約が東海日動でないと良いのですが。
    相談のできる代理店でお入りになられたなら今回のような不信感もなかったのではないでしょうか。
    また何かお役に立てるブログを書きたいと思います。よろしくお願いいたします。

  20. 初めて息子が我が家の車でタクシーと交差点で事故にあいました。
    息子右折のタクシー直進なので完全にこちら側が悪いと思います。
    我が家の車の修理代が保証額300万を超えてしまうとディーラーに言われました。
    6年乗っているのでこんなに修理代をかけて直して事故車に乗るのはどうかと案じていましたところこちらをみつけました。
    よくわからない素人の母なので質問です。
    修理用の保険金をもらってそれをもとに新車を購入することは違法なのでしょうか?
    無知ですみません。
    宜しくお願いいたします。

  21. かくこ様 コメントありがとうございます。
    この度の事故におかれましては御見舞を申し上げます。
    右折と直進ということですので(信号が右折矢印とか、赤信号になったタイミングとかでなければ)ご子息様のほうが過失の大きい事故であるとは思います。がしかし、「完全にこちら側が悪い」とまでは言い過ぎで、相手にも何某か過失があるのが一般的ですね。
    ともあれ今回のご質問の趣旨は、自車の損害に関する保険金の使用方法ですよね。
    結論から申しますと違法ではありません。
    ブログにあるとおりで、保険金の使い道はお客様の自由です。消費税についての注意が必要なくらいです。
    さらには、今回のコメントでは「保証額300万円を超えてしまう」とお書きになっています。
    これはご契約の車両保険金額が300万円で、修理費はそれ以上(たとえば400万円)かかるという理解でお話をして良いでしょうか。
    であれば自動的に『全損』という扱いになります。
    『全損』とは修理不能ということですから、悩む必要はなく、自ずと現金300万円での保険金受取となります。
    また、『全損時諸費用』という機能が備わっているかご確認ください。全損時にはそこから追加で20万円などが受け取れます。
    何も後ろめたい気持ちになることはありません。
    そういった流れをご説明するのも代理店の仕事ですから、気後れせず担当者へ確認をなさってみて下さい。
    ディーラーが担当代理店だとしたら、説明下手でしょうか…?すぐにも新車手配を進める話と思いますけれども。
    よろしくお願いいたします。

  22. 早速のお返事ありがとうございました。
    息子は三井住友海上のワンデイ保険に入っていました。
    全損の場合、車両査定額(我が車178万)しか出ないのでそれで新車を購入しなくてはいけないのです。
    ディーラーからは修理代を新車購入には当てられないとやんわり言われました。
    保険会社からも「修理の途中経過を見せてもらう」と言われ悩んでいます。
    安い買い物では無いので本当に本当に困っています。
    宜しくお願いいたします。

  23. かくこ様 お返事ありがとうございます。
    1DAY保険ですね。
    ならば、まず三井住友へ「修理をしないことを検討しているのだけど、車両復旧費用でどのような補償が受けられますか?」とお聞きになってみて下さい。
    これまでのお話をお聞きする限り、車両復旧付きのタイプ(一日1,500円or1,800円)のものにお入りだったと想像しますが正しいですか?
    1DAY保険の車両補償についてはHPで確認をしました。
    http://www.ms-ins.com/personal/car/oneday/outline.html#anc-07
    ここにも『借用自動車を修理する場合』と『代替となる自動車を購入する場合』とが書かれています。
    購入をする場合を見ますと、以下の3つのうちいずれか低い額と書かれています。
    ①修理費
    ②代替となる自動車の購入費用
    ③借用自動車の時価額
    ②は将来の話ですからさて置き、①と③を確認しましょう。
    ③が178万円ということですよね?
    ①は300万円すら大きく超えるという当初のコメントでした。
    ですから、現状でも最大178万円の補償が受けられると推測します。
    実際はそこから免責金額15万円などが差し引かれて163万円のお受け取りとなるのではないでしょうか。
    まず、三井住友へは「①修理費がいくらなのか」「修理をしないことも検討していること」の2点が伝わっているのですか?
    三井住友が「修理をする」と思っているのならば、修理内容をチェックするのは当然です。必要以上の修理をしていないかという、ディーラーへのチェックでかくこ様のチェックではありません。
    繰り返しになりますが、ディーラーではなく、三井住友へご相談をされるのが良いです。
    そして次回からはご自身の担当保険代理店から一日自動車保険をお入りになって下さい。
    きっと親身に相談に乗ってくれます。
    もしそういった代理店でないなら、お近くの東京海上日動のトップクオリティ代理店をお勧めします。
    よろしくお願い致します。

  24. メールありがとうございます。
    お調べいただいてありがとうございます。
    息子は1500円の一日保険に入っておりました。そのとおりです。
    保険会社の人にも修理費は300万を超えそうだと聞きました。
    このたびのケースではやはり修理費を新車購入にあてることは難しいのでしょうか?
    宜しくお願いいたします。

  25. かくこ様
    コメント拝見しました。
    1500円タイプの1DAY保険ですね。
    であれば、時価額ー15万円を現金で受け取ることが可能であると読み取れます。
    何か細かい規定があるのかは、インターネットからの情報からでは確認できません。
    一般論でなく実際に事故が起きているのですから、これ以上はそれぞれの商品の規定に関わるお話です。
    やはり三井住友海上の事故対応窓口へ確認をなさるのが一番です。
    何か直接お問合わせのできないご事情がおありなのでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

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