小さな火種が生む火災 ~お線香やBBQでも要注意~

おはようございます。
皆さん5月病からは回復してきていますか? 
グッと暖かくなったかと思ったら、まだ春用のコートは仕舞えない肌寒さになったりと、体に負担のかかるこの頃ですね。
シラカバ花粉に悩まされる方も多いようです。
アウトドアを楽しむのに気持ちの良い時期ですが、暖かい装備だとか花粉対策だとか、しっかり予備知識をもって満喫したいですね。

さてそんなアウトドアですが、数日前に「兵庫県赤穂市の山70ヘクタールを焼く山火事」がありましたね。
その原因は、近くの住宅で行われたバーベキューの炭火が山に捨てられ、火事につながったとみられているようです。

また、「山梨・笛吹市の飲食店で火災、仏壇の線香が原因か」という報道もありました。

ちょっとしたことが思わぬ損害に繋がるものです。

では、どうしたら火事は起きなかったのか?
もしそんな火事にあってしまったら、自分の家はどうなるのか?
保険で何か備える方法があるのか? 
このようないろんなハテナについて考えていきたいと思います。 


・どうしたら火事が防げたのか?

これはひとえに火種が残っていたということに尽きます。
BBQの炭火にジャっと水をかけたくらいでは消えません。
しかも直接水をかけると、水蒸気で水や灰がはねるかもしれませんのでお勧めできません。
確実なのは水を張ったバケツに1つずつ炭を入れて完全に冷ますことですね。
ただ、再利用をするのには向かないので、その場合は火消し用のツボなどを使うか砂などで空気を遮断するようにするとよいです。
それでも内部までしっかり冷えていることを確認しましょう。

線香は220℃程度で着火してしまう、非常に燃えやすいものだそうです。
灰への挿しこみが甘かった場合はもちろん倒れたりと危険ですが、きっちり挿していても危ない場合があるというのです。
それは、すぐ前に燃えた線香で灰の温度が下がりきっていない場合があるということです。
つまり新しくさした線香が、灰の中で着火して下から燃え折れてしまうらしいのです。
それが畳にでも落下したら、両端から燃える線香によって出火してしまうことは大いに考えられますね。
お線香の連続使用にはくれぐれもご注意下さい。

・ もしそんな火事にあってしまったら、自分の家はどうなるのか?

自分がいくら注意したところで、誰かの炭火や線香で山火事や近隣火災が起きないとも限りません。
では、その火をもらってしまったらどうなるのでしょうか?
ここでポイントとなるのは失火法です。
失火により与えてしまった損害については賠償義務を負わない、つまり逆に言うと火元に賠償請求はできないということです。
ただしあくまで失火ですから、重過失とみなされる場合は賠償義務は免れません。
例えば寝タバコや揚げ油の放置などは重過失とされた判例があるようです。

ともあれもらい火であっても火災は火災、自身で火災保険に入っていれば困ることはありません。
火元が地震によるものだと地震保険で備えなければなりません。

・保険で何か備える方法があるのか?

上記で書いてしまいましたが、もらい火には自分で火災保険に入っておくことです。地震保険も入っておく方がベター。

火元になってしまった時は、2つのケースが考えられます。
①重過失として賠償義務を負う
②重過失にあたらず賠償義務がない

①の場合は、個人賠償責任保険に加入することでリスクを担保できます。

②の場合は賠償義務がないので保険は要りません。・・・とも言い切れず、やはり持ち家など近隣との交流がある場合に法律を盾にして割り切ることも難しいですよね。 
そんなときのために類焼損害等補償特約をおすすめします。
もし火元になってしまい、おとなりが火災保険に入っていないとか十分な補償でなかった場合に、限度額まではお役に立つことが出来ます。

何より一番良いのは(弊社も交えて)隣近所で話し合って、お互いに(弊社にて)万全の火災保険に入ることでしょう。 

レジャーへの備えといえば、救援者費用補償であったりホールインワン(アルバトロス)費用補償などがあります。
あとはケガの保険ですね。ハチに刺された場合も傷害保険が出る場合がありますからお問い合わせ下さい。

ケガの保険というと、あちこちのクレジットカードで手軽な保険料でオプション加入されている方もいらっしゃいます。ですが肝心なときに忘れてしまっていてはお守りにもなりません。
やっぱり相談しやすいところで入っておくことが、保険の価値をさらに高めます。
(先日お会いしたお客様に仰って頂いたお言葉だったので書いてしまいました。少々味付けしましたがご了承下さい 笑)

では行楽シーズンを楽しくおすごし下さい。

新谷拓己 

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