「学校や自転車屋さんの保険は入ったほうがいいですか?」

4月も折り返しです!
新年度が始まって、皆さんいかがお過ごしですか?
私は今年度は『継続』をテーマに過ごそうと思っております。続ける力というのを鍛えたいなと。
つきましては、このブログも続けていくために、皆さんご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

ちなみに私の息子は1歳2ヶ月なのですが、4月から保育園がスタートし、そろそろストレスがたまっているかも。
帰宅してまだ息子が起きていたり、週末の時間だったりしか父子の時間がないとなると、一緒に遊んで発散させてあげたいなぁと思います。高い高いとか、ちょっと放り上げてみたり。

でも週末は腰もいたわってあげたい・・・笑

さて、タイトルの「学校で勧められた保険」「自転車保険」ですが、お客様から入ったほうがいいの?という質問をよく聞かれます。
入学のときや、自転車を買った際に案内を渡されるみたいですね。

新しい生活つまり学校が始まって、その道の人つまり学校から勧められると、親心としては「学校が勧めるものだから入っておくのが無難かな?」と思われるでしょうね。

私がこの質問をされたら 「私だったら入らないと思いますよ」 と答えます。

理由はいくつかありますが、いくつかの保険が一緒になっているものなんです。
それで、無くてもいいかな?と思うものと、必要だけど他で既に入っているなというものが混ざった保険だから、入らなくてもいいかなと思うわけです。
では具体的なお話を。 


まず、学校の保険も自転車の保険も、多くの方が「何を心配して」保険に入るか?

それは「他人への賠償」ではないでしょうか?

ならば、個人賠償責任補償特約に1つ入っておけば十分です!
(日常生活賠償責任なんて呼び方をしている場合もあります)

その保険はどうやって入るかというと、自動車保険などに特約(オプション)として付けられるのです。
自動車でも火災でも傷害でも、そういった保険に「個人賠償を付けておいてください」と言えばOK。
掛け金は年間1500円ほどのものです。

しかも、この補償範囲は広く日常生活を網羅し、本人だけでなく同居の家族まで自動的に守ってくれます。
(別居してても、未婚のお子さんまでなら対象範囲内です)

更に日本国内の事故については示談までしてくれるというのだから、これなしには暮らせないと個人的には思っています。

詳しくは東京海上のHPをご覧ください。代表として火災保険の特約として掲載されているページをリンクしました。
kobai

これで賠償は安心。

では学校の保険や自転車保険には他に何が付いているかというと、お子さんや自転車に乗る方のおケガの補償などですね。

お子さんは札幌市なら治療費が中学生まで1割負担です。
小学校前なら初診料のみ。
子ども医療費助成<札幌市>

高校生なら立派に3割負担ですけれど、頻繁にケガをするならケガの保険に入ればいいかなと思います。
入院の保険に入るなら、若いうちに終身タイプの医療保険に入っておいたほうが良いというのが持論です。
在学中だけというのはあまり・・・。

さて、そんなわけで不要派な私ですが、2つだけ加入を検討してはというものがあります。

まず、理系の大学に進学されたお子様
大学で保険加入を勧められますが、これは入っておくのも良いかもしれません。
というのが、個人賠償では自己が管理するものが対象外となるため、研究室の器具などを壊してしまった場合に出ない可能性があります。
そこを守ってくれる保険ならあってもよいかもしれませんね。

もう一つが自転車の盗難保険
また、東京海上などの保険会社ではリスクが高すぎて自転車盗難に備える保険はまずないと思います。 
なので、自転車メーカーや販売店の補償、また「ちゃりぽ」という少額短期保険の商品が候補になります。
ただしどれも1~3年くらいの新車が対象のようです。
自転車屋さんで保険の提案をしてもらったら、自転車自体の補償があるかを確認して下さい。
賠償なら個人賠償をつけておけばOKです。

自転車の盗難について補足ですが、もしご自宅で盗難にあった場合には火災保険が適用となる場合がありますので必ずご確認ください。
出先では、ロックにまさる保険無し!というところですね。 

ちなみに自転車によってはタイヤがレバーひとつで外れるようになってる場合があります。
以前、自転車があった場所に戻ったら、チェーンに繋がれた前タイヤだけが残されていたということがあったという話を聞いたことがあります。
いたずらでサドルを持っていく人もいるようですが、サドルのロックまではなかなかしませんよね。

後半は自転車の話ばかりになりましたが、以前書いた自転車の事故や交通ルールについて、またおさらいしたいと思います。
自転車事故は時に重大な事故に発展しますから、ルールを守ってケガのないように楽しいツーリングを楽しんでくださいね。

新谷拓己 

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