皆さんこんにちは。
今日は大変温かくて気持ちが良いですね!
お昼にバーガーキングへ行ったら、直火焼きのいい匂いがしてBBQをしたくなりました。
こんなに天気が良いのに今日はずっと社内で事務仕事をしています。
お客様のところへ行きたいのに・・・!
さて、今回のテーマは健康診断です。
先日のニュースで、健康診断の基準値が見直されたという報道がありました。
これは4月4日に日本人間ドック学会より発表されたものであり、同学会などの研究事業で140万人を対象にしたデータを元に定められたそうです。
新たな健診の基本検査の基準範囲日本人間ドック学会と健保連による150 万人のメガスタディー
本研究の要旨としては、現在の健康診断における基準値は各健診機関によってまちまちであり、全健診機関に適用可能な基準範囲の設定が望まれているからだとありました。
そして、その見直された数値はこれまでの基準値より緩和される方向でした。
つまり、今まで健康診断でひっかかっていた人が、見直された数値で判断すると「健康体」になることがあるというわけです。
このニュースを見てすぐ生命保険のことを考えてしまう私・・・。
と言いますのも、生命保険は健康状態によってはお引受けをできなかったり、あるいは何か条件をお願いする場合があります。
その為、ご加入の際にお身体の状態を確認させて頂きます。
確認の方法としては健康診断結果その物のコピーをご提出頂くこともあれば、告知書で「過去2年以内に要再検査以上になったことがありますか? Yes / No」というような質問に答えていただくこともあります。
もし健康診断で、「要再検査」や「要精密検査」や「要治療」という判断がされると、お引受けに影響が出てきます。
逆に言うと健康診断で「正常」はもちろん「要経過観察」くらいでも、生命保険の審査はほぼほぼ通ります。
さて、ここで先ほどの話に戻ります。
健康診断の基準が緩くなる ⇒ 経過観察程度の範囲に収まる事が多くなる ⇒ 生命保険の加入がしやすくなる
このような考え方ができることになります。
これで今まで保険に入られなかった方も生命保険に入れるようになる!
と言いたいところですが、実は生命保険のお引受基準は、健康診断で引っかかる基準よりも元から緩く設定されているんです。
今回の健康診断の新基準は生命保険の基準に近づいた形ですね。
ですから、『告知をしなければいけないけど、数値を書けば通る』 という方の場合は、『そもそも告知をしなくてもOK』になったイメージですね。
兎にも角にも、「健康診断で引っかかった = 生命保険に入れない」と言う判断は早急です。
まずは相談をしてみてください。数値によってはお引受け範囲かも知れません。
これから春は健康診断を受ける方も多いでしょう。
健康人の仲間入りを出来た方はラッキー☆ですね。
ただ、あんまり限界ギリギリの場合は楽観視しないで、まずは生活改善から励みましょう!
新谷拓己