結婚や別居の時に注意したいこと【生命保険編】

皆さんこんにちは。
ようやく札幌も今週初めに積雪ゼロが発表されましたね。
これは札幌管区気象台で観測されているようですね。北2条西18丁目かな?

北国では足元が悪く、冠婚葬祭は気を使いますね。
私も数年前に結婚式を上げた時には雪がちゃんと溶けてからと言うことで6月に設定しました。
別にジューン・ブライドに憧れたわけではないですよ!

今年は親戚縁者で既に3件の結婚式の予定があります。
門出を迎えるにあたっては色々注意点があります。

以前ご紹介したのが自動車保険編です。

結婚や別居の時に注意したいこと【自動車保険編】(2014.2.10)

今回は生命保険編。

生命保険は各ご家庭によって生活スタイルが様々なものですから、一概にこうして下さいという話は出来ないのですが、一般的に気をつけておいたほうが良いポイントをご案内して行きたいと思います。


まず、住所変更!
当たり前ですね(笑)

もし、結婚や離婚ということであれば、契約名の改姓も同時に行ってください。
また、保険金の受取人も見直す必要があるでしょう。
表が
ここで抑えておきたいのが死亡保険金にかかる税金です。 
以下の国税庁のHPを参照ください。
国税庁のHP「死亡保険金を受け取ったとき」[平成25年4月1日現在法令等]
死亡保険金を受け取ったとき

A,B,Cと表現されているのを、夫、妻、子と読み替えるとイメージがしやすいです。

「なんとなく契約者は夫にしておくかな?」 とか、「受取人は子どもにしておくか」とか、こういった設定は感覚的にやっては損をするかもしません。
一般的に課税された場合に高額となる税金は、贈与税>所得税>相続税という順序になっています。 

相続対策などでない限りは、相続税として課税されるように契約形態を整えておくほうが良いでしょう。

それを踏まえて、結婚をした時は受取人をパートナーとし、契約者は自分のままが良いと思います。
なお、医療保険など、生きていく上での給付金は非課税ですからさほど記にする必要はありません。受取人は通常被保険者自身になっているでしょう。

離婚をされた時は、ケースにもよるかもしれませんが、パートナーを受取人にすることもないので、お子さんが居たらお子さん、いなければ親族に変更するとよいでしょう。
また、貯蓄型の保険であれば財産分与にも関わってきますね。

あと、結婚をされると夫婦型家族型の保険にする方がいらっしゃいますが、おすすめしません

セットにしても保険料はほとんど変わらないのに、以下の様なデメリットのほうが多いからです。
・契約者が夫になると妻が死亡した時に一時所得になる。
・離婚をしたときには分離ができない。
・見直しをしたくなったときに、夫婦共々健康でないといけない。

1つ目は上記の説明のとおりです。
2つ目は、離婚前提で結婚することもないでしょうが、離婚なんて大変なときに生命保険の面倒まで抱えたくないですよね。
3つ目は生命保険ならではですね。見直しは健康でないと出来ません。夫が見直したくても妻が病気もちになってしまうと、妻の保障以外を止めるということが出来ないため、結局はその保険をずっとかけ続けるしかなくなります。

やはり分けられるものは出来るだけ分けて入るというのが今のセオリーです。
入院もガンも死亡も貯蓄も、全部一緒くたにしてしまうと、いいがん保険がでたり、より利率の良い貯蓄商品が出たら困ってしまうかもしれませんから、それもできるだけ分けて別々にしておいたほうがよいですね。

結婚したときに、保障をどう見直したら良いかは一口には言えません。
夫に必ず厚い死亡保障が必要!ということもないです。
共働きでお子さんが居ないなら、むしろ保障を減らしてもいいかもしれないですね。

保険のことを考えることは、「もし○○になったら、お金が足りなくなるかどうか?」を考えるだけでOKです。
病気で入院したら破産するのか?
夫が死んだら生活は立ち行かなくなるのか?

人によっては胃潰瘍で3日入院するより、人差し指を折って全治2ヶ月という方が生活がピンチになる場合もあります。
例えば美容師さんとかですね。

結婚というと大きなライフイベントですから見直しの1つの機会ですね。
あとは住宅を購入して団信に入ったとか、独立をして個人事業主になったとか、反対に法人成りしたとかも、見直しをお勧めしています。

私の次のライフイベントはなんでしょうね。
totoで6億当たったら生命保険を見直さないと。買ってないですけど 笑。

新谷拓己 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です