100年前の自動車保険

皆さんこんにちは。今回は珍しく土曜日にブログ更新です。
昨日は会社の同僚で飲みに行きました。
お客様でもある『グリーンブルー』という札幌駅北口のお店です。
スタッフの方々がとっても気さくで、ピザや鹿肉とかの北海道食材が美味しくて、楽しいお酒になりました。

さて、昨日2月14日は日本に自動車保険が出来てちょうど100周年で「自動車保険の日」なんだそうです。
1914年2月14日、東京海上日動は日本にまだ1000台ほどしか車が走っていない時代に自動車保険の営業許可を得たそうです。

世界初の自動車保険は1896年にイギリスで誕生したそうですよ。日本の18年前ということになりますね。

では当時の自動車保険はどのような補償内容だったのでしょうか?


東京海上日動の社員からの受け売りですが、

①汽車または船舶によって運送中の墜落、転覆、脱線、衝突、沈没のために受けた損害  
②火災にかかり、または、機関からの発火のために受けた損害 
③盗難にかかった損害 
④自動車運転中の衝突、墜落、転覆のために自動車に被った損害 
⑤自動車運転中の衝突により第三者の財産に損害を与えたために支出を要する賠償金 
⑥自動車運転中の衝突のために人畜に被らせた損害賠償 
①~⑤までは普通保険約款による補償、⑥は特約による補償となっていたようです。

今ならば対人対物などの他者への賠償が最重要な補償で、次に自身の体、最後に自分の車という順番で保険を考える方が多いと思います。
しかし当時は人に対する賠償よりは、「自動車」という高価なモノに対する補償という色合いが強かったうです。 
「人畜」という表現に当時の生活が感じられるのではないでしょうか。 

また、当時の保険料は自動車によって異なるものの、15馬力のものは、普通保険部分が保険金千円につき136円、特約部分が60円となっていました。 
そして初年度の契約台数はわずか19台だそうです。
米10kgが約1円、平均家賃が約5円20銭、学校の年間授業料が約24円だった時代ですので、高価な自動車に付随する自動車保険も、庶民には遠い存在だったのではないでしょうか。 

ただ、肝心の自動車が当時いくらだったのかは調べきれませんでした。

以前のブログでも、この100周年を記念するキャンペーンについてかかせていただきました。
下記の「キャンペーン情報」カテゴリの最新記事をご覧いただけたらありがたいです。

新谷拓己 

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