お客様宅を訪問すると、「今年は雪が少なくて助かるわー」というお声をよく耳にします。
そんなお声を聞いて私が思い浮かべるのは、2013年、道東の暴風雪です。
北海道東部を襲った激しい雪と風で、8人が命を失いました。
雪が少ないことと、何の関係があるか?、とお思いかもしれません。
雪が少なく、みなさんが油断してしまうことを恐れています。
北海道に住む限り、「想像を超える暴風雪」は、いつどこで起こるかわからない、というのが私の考えです。
しかし残念ながら、「そんなに遠くに行かないから大丈夫」とおっしゃる方が多いのが現状のようです。
3年前に、「冬道運転の備え」について、スタッフ日記でお知らせしました。
http://blog.livedoor.jp/omakasekudasaitip-diary/archives/51881552.html
そして今年、新しい取り組みをはじめました。
会社として、従業員全員の車に積んでおくべき、「いざという時に備える装備」リストをつくり、管理することにしました。
何を車に載せているべきか、正しい答えはわかりませんが、今回弊店でリストに載せたものをご紹介します。
- スコップ
- エマージェンシーシート
- タオル・ティッシュ・マスク
- 防寒防水手袋
- カンパン/水
- ホッカイロ・透明ポリ袋(大)
- LEDライト
- 自動車緊急保安円筒
- 車載用携帯充電器
- 電池
上記10項目のリストを、最低限備えるべきものとして作成しました。
もしも今、雪の閉じ込められて車内で救助を待つことになったら、あなたの装備と技術で何時間待つことができるか、ぜひ考えてみてください。
湊