4月1日です!
新生活がスタート!という方も多いでしょうね。
「そんな日もあったなぁ」と遠い過去を振り返って初心に帰るという方もいらっしゃるでしょうか。
ちなみに『初心忘れるべからず』 の本来の意味をご存じですか?
一般的には、「仕事に慣れてきても慢心せずに、初心者の頃の新鮮で謙虚な姿勢を心がけよう」というような意味合いで使っていますよね。
ですが紀元となったこの慣用句の本来の使い方はこうです
「未熟だった初心者のみっともない頃に戻らないためにも精進をしなさい」
そんな意味合いだったそうです。
さらに、その精進にはそれぞれ歳相応の段階があり、その段階ごとに初心があって、それを立ち返ることで人の器は大きくなるのだとか。
私は36歳にしてこの事実を知った訳ですが、これからの人生でもまだまだ新たな発見や「そうだったのか!」があるのでしょうね。
正に初心を忘れるべからず!
保険代理店業を初めて8年目になりますが、まだまだみっともない部分もあります。
自分の伝えたい話をしたいがばっかりに、目の前にいる人の話を聴けないでいたというのが一番の反省点です。
この4月1日からは生まれ変わりますよ!
さて、そうは言ってもブログですからお伝えしたいことをお話させていただきます(笑)
まずは、しばらく更新が滞っておりましたことをお詫びいたします。
内容は「親の生命保険についてご存じですか?」です。
親御さんは保険に入っていますか?
「入っていると思います」と仰る貴方は、もし今その親御さんがなくなったらどこに連絡をしますか?
実は私自身もよく知りませんでした。。。
あるセミナーで「どこの保険会社かわからなかったら請求できないでしょう?」と言われました。
確かに。。。笑
正に紺屋の白袴ですね。
いまは「エンディングノート」というのが珍しくなくなってきましたね。
本屋さんでも見かけます。
「急な入院のときにどこに何があってどこへ連絡をして欲しいか」
「定期的な振込や引落について」
「自分の資産について(借り入れ含む)」
「その他のお願い(お墓や葬儀や残していペットについてなど)」
「私の歴史とメッセージ」
というような構成です。
コレ、とってもいいですよ。
お客様にも大変喜んでいただいてます。
どこかで「自分が急に倒れたりした大変だろうなぁ」とか、反対に「いま○○が倒れたりしたら右往左往するだろうな」と思っていらっしゃる方が少なくないようです。
ご両親がなくなった時も、あちこち預金通帳や保険証券を探しまわって大変だったという経験を耳にすることも多いです。
でもこのノートを親御さんに渡して書いておいてもらえば安心ですよね。
そして渡すときのコツです。
年老いた親にこのようなノートを渡すというのも・・・と、抵抗を持たれる方も多いでしょう。
そんなときはまず自分が書くんですね。
そして、「自分も書いてみたんだけどいい整理になったんだ。家族にも書いておいてもらいたくて。」という言葉を添えて渡せばどうですか?
家族だって、大切な人に迷惑は掛けたくないと思っているはず。
その家族が準備をしてくれているのだから、自分も準備をしておこう。
そんな風に想ってくれるかもしれませんよね。
死んだときに限らず、事故で頭を打って意識不明ということもありえるでしょう。
若いとか年配だとかに限らず用意をしておくと安心ですよ。
例えばこんなページも有りますよ。
「パソコンについて」
□重要なデータはないので中身は見ずに、そのまま廃棄処分にしてほしい
□直ぐに初期化して欲しい
□そのまま使ってもらって構わない
「全然見てもいいよ!」
そんな人、いるんでしょうか(笑)
さて、せっかく書いてもらったら、お互いに一度確認し合えるといいですね。
せめて生命保険のところは確認しましょう。
そしてもし「法定相続人」となっていたら、特定の人に設定することをお勧めします。
法定相続人の確認には時間と労力を必要とします。
確実に受け取らせたい人にしておくと受取の際にスムーズですし、受け取る方も指定をされていればありがたい気持ちになりますよね。
また、生命保険は遺言のような使い道もありますよ。
受取人はいつでも変えられますし、複数の方を設定することも可能です。
たとえば妻50%、息子50%と言う設定も可能です。
妻と大げんかをしたら、妻10%、息子90%に変更!ということも可能です。
あとは、親兄弟へ財産を残したい場合ですね。
子供がいる方だと、親兄弟へは財産は流れて行きません。
親兄弟へ財産を残すのには生命保険を使うと言う手段がありますね。
離婚をしたお子さんは立派な相続人ですから、その子に全財産が受け継がれるよりは一部親に残したいと思うなら生命保険や遺言が有効です。
離婚をされた方は受取人を速やかに変更して下さい。
離婚をした元配偶者は全くの他人ですから、もちろん相続人にはなりません。
ただ、保険証券に元配偶者のお名前が書かれたままになっていると、その方へ支払われることになります。
再婚をすれば、再婚相手に読み替えてくれるかというと、そんなこともありません。
新たなことへ挑戦をする春です。
挑戦をする前に準備をしておきませんか?
準備を始める春です!
ノートをご希望の方はどうぞ私ども代理店までいらしてください。
ティー・アイ・プランニング 新谷拓己