いやぁ春ですね!
桜の便りが近づいてまいりました。
気象庁では桜前線の足並みとして現在関東を通過中、北海道は5月10日頃に通過する予定らしいです。
私事ですが大型二輪免許を持っていまして、 1000ccを超えるバイクに乗っております。
ただ、なかなか気軽に乗れなくて年に5回も乗ってません。。。
あぁ保険料がもったいないなぁ。。。
保険料がもったいないといえば、真冬のバイクの保険をどうされていますか?
(もし、冬場は全く乗らない車があるという方にも参考になると思います。)
よもや夏場と同じ保険料を支払っていませんよね?
よもやよもや、春先に契約して秋終わりに解約なんてしてませんよね?
実は結構上記の方々いらっしゃいます。
「冬も高い保険料を払うのはもったいない」 これは誰もが頷くことだと思うのですが、「冬に保険を解約するのはもったいない」と言うのはどういう意味でしょうか?
実は長い目で見ると、冬も高い保険料を払ったほうが、毎年保険に入り直すよりお得になるかもしれませんよ!?
最も良い方法は冬季に補償を減額するというやり方です。
もしこの方法をご存じの方はすみません、今回の内容は飛ばしてください。
そして、これからバイクに乗るという時に「あ・・・保険屋さんに乗るって連絡してない・・・」と言うことがないように気をつけてくださいね。
では、どうして得になるかというお話。
これは自動車保険の等級制度と関係があります。
自動車保険の等級制度は俗に無事故割引とも呼ばれ、無事故で過ごすほどに毎年割引率が進んでいきます。
反対にと言っていいかわかりませんが、新規で保険に入る際は保険料が割高です。
理由としては、更新時よりもどうしても事務コストがかかるほか、1年に満たないうちに保険料を払えなくなったり、お支払いが途絶えてしまうケースが傾向として多いというのも上げられると思います。
つまり、毎年新規で保険に入るのは割高です。
では、保険を冬も止めずに過ごすとどうなるかというと、2年目に入った段階で割引率が進みます。
もし新規で加入して、3年過ごすとどうなるかは以下の表をご参考ください。
新規の場合は表1を見ます。
例えば26歳の方なら9%引きですね。
そして、1年無事故だと次には7F等級となります。
ここからは表2を見ます。
7F等級は28%引きです。
次の8等級なら40%引きです。
どうですか?ずっと9%引きで入っていてもったいなくないですか?
冬の保険料のほうがもったいないじゃないか?そうですね。
なので冬は、保険が全然役に立たないレベルまで補償を下げます。
すると500円程度まで安くなるんです。
簡単にシミュレーションしましょう。
新規で入った保険が月3,670円とします。冬なら650円。
もし解約せずに更新すると次の年は月2960円になります。冬なら540円。
そして翌々年は月2,520円まで安くなります。冬なら460円。
どうですか?
もし6ヶ月で解約していたという方。
冬場に払わなくて済んでいる3670円×6ヶ月=22,020円よりも、冬に月々650円払うことでこのように安くなっていく方が良いと思いませんか?
ただし気をつけなければならないのは、車検が切れたままでは保険をかけ続けることはできないということです。
真冬に車検が切れても、車検をとって頂く必要がありますのでご注意ください。
最後に繰り返しになりますが、バイクに乗り始める時には必ず補償が効く状態になっているかを確認して下さいね。
そしたら安心して転びましょう 笑
ちなみに立ちゴケでもなんでも、バイクでケガをしたら保険屋さんに報告してくださいね。
自動車保険でのケガは、保険を使った扱いにならない場合が多いですから。
「転びまして 笑」というのも恥ずかしいかもしれませんが、僕も転びますので安心してください 笑
それでは楽しいツーリングを!
新谷拓己