バイアスにはご用心②

おはようございます。

前回バイアスについて書かせて頂いて、今回はパート2です。

金銭的な感覚についてのバイアスでしたが、今回は災害やトラブル時のバイアスです。

こちらはきっと前回の内容よりも身近で実感のあることかもしれません。 
例えば、きっと大丈夫と思い込んだり、自分の身には降りかからないさと思いたくなること。
また、前回も前々回も大したことなかったから今回もきっと大丈夫と考えてしまうこと。

たったいま軽い地面の揺れを感じたとして、すぐに扉を開けて外に出たり、トイレなどの頑丈な場所に逃げ込む方はまずいないのではないでしょうか。

車の運転をしていて、事故現場を見ました。
l_020脇を走るときに、みなさんはどう思うでしょう。

“バイアスにはご用心②” の続きを読む

バイアスにはご用心①

個人的にはあちこちで聞く気がするのですが、「バイアス」という言葉をご存知ですか?

「バイアス」の意味は「偏り」です。 

この言葉は、「人間の陥りやすい傾向」という意味合いで使われる事が多いです。
それも、『誤った判断をしてしまいがちな傾向』として。
この傾向は、投資や、災害時の心理状態など、色々な局面で私たちを邪魔してきます。

例えばこんな例はどうでしょうか?
①と②、2つの質問があります。直感的に選んでみて下さい。

①現金くじ
大きな買い物をしたらキャッシュバックキャンペーンのおしらせ。
 A. 4本のくじから1本引いて下さい。1本だけが外れくじ。でも当たりくじを引けば10万円もらえます。
 B. くじを引かずに5万円を現金でお渡しもできます。 
AかBか、どちらかになさいますか?

②借金チャラ?
賭けに負けて20万円を払うことに。。。でも一つのチャンスがあるとか・・・
 C. だまって20万円払う。
 D. チャンス!ハート・クラブ・ダイヤ・スペードと4種類のカードをシャッフル。ハートを引くことができたら20万円は免除!でもその他カードを引いてしまったら30万円払ってくださいね。
では、CかD、どちらにしますか?

“バイアスにはご用心①” の続きを読む

ハザードマップをご存じですか?

ここのところ各地で豪雨だったり水不足だったりが報道されていますね。

先日東京で研修があった時に、「北海道はいま大雨で大変なんでしょ?」と言われました。
函館での被害が大きく報道されていて、皆さん心配してくださったんですね。
他の都府県の方々のよりも、北海道は広くて同じ土地での被害という認識ではおりませんでした。

ブラウン管の向こう側という言い方はもう古いですが、ニュースを見聞きしても自分の身に振りかかるまではなかなか危機感を覚え難いものです。

そこで、タイトルに書かせていただいた「ハザードマップ」について書いてみました。
水不足には一般的な保険ではお役に立てませんが、洪水へは住まいの保険や企業の保険でお役に立つことができます。

洪水は心配な土地と、比較的安心な土地とがあると思います。
その一つの目安のなるのがこのマップです。
国土交通省のページから全国のマップを見ることが出来ます。
<国土交通省ハザードマップポータルサイト http://disapotal.gsi.go.jp/>
各自治体の作成するものなので、もしかするとご覧の方の地域ではマップがない場合もあるかもしれませんのでご了承下さい。

札幌の場合は札幌市役所のホームページから見ることが出来ます。
<札幌市役所-ハザードマップ http://www.city.sapporo.jp/kikikanri/higoro/fuusui/ssh_map.html>

北区・東区のマップイメージはこちら。

pdf

「私のうちは高台だから安心」というかたでも、内水はん濫危険地域という表記があります。
都市型洪水ともいいますが、高台でも凹地のようになっていると排水が マンホールから沸き上がってくる場合があるようですね。

一度ご自身やご家族、職場などの土地柄をチェックしてみてはいかがでしょうか。

毎日寒いですね!

そこでちょっとだけ先取りした話題です。
2月3日は「節分」です。まだまだ北海道は寒いじきですが、日も少し
ずつ長くなり「春の期待が高まります!」よね?

●節分とは?
節分は“せち分かれ”とも言われ、本来は季節の変わり目を示す言葉でした。すなわち、立春・立夏・立秋・立冬をあらわしていたのですが、近年では立春の前日(2月3日)を節分と呼ぶようになりました。

●節分には何をするの?
節分には、鬼(邪気)を払うため、鬼が嫌う柊(ひいらぎ)の枝にイワシの頭を刺したものを戸口に立てておいたり、炒った大豆を年の数だけ食べるなどの習慣があります。「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を投げるのもポピュラーな習慣のひとつです。

●節分の“お化け”
節分の前後に変装をする慣わしがあり、変装した人を“お化け”と呼びます。この風習はいつもと違った格好をすることで、魔を追い払うことができると信じられたことが元となっています。かつては一般家庭でも行われていたそうですが、最近では節分の前夜に舞妓さんや芸妓さんが通常の衣装ではない様々な変装をする伝統行事として残っているようです。

●恵方巻き
節分の日には、「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を投げるのが一般的ですが、“福を巻き込む”太巻きを無言で丸かじりするという習慣もあります。この太巻きを、「恵方巻き」と呼び、その年に決められた縁起の良い方角を向いて、恵方巻きを無言で食べきると、一年間、健康でいられると言われています。
この風習はもともと関西で主に行われていたものですが、最近は全国にも広まっているようです。ちなみに、2011年の恵方は南南東です!

では恵方巻きの作り方です。

<材料>

・寿司飯

「恵方巻き」の具材は“七福神”にちなんで7種類の具材を用意
します。
・かんぴょう  ・きゅうり   ・だし巻きたまご  ・うなぎ
・高野豆腐   ・かまぼこ    ・のり

<作り方>
1.巻きすにのりをのせ、のりの上に寿司飯を広げます。
2.広げた寿司飯の真ん中あたりに、用意した具材をのせます。
3.具を巻き込むようにして、少し押さえながら巻きます。
4.最後まで巻けたら、巻きすの上から形を整えて、出来上がり。

<食べ方>
「恵方巻き」は、包丁で切らずに、その年の恵方(2013年は南南東)を向いて、無言でいただきます。七福神にちなんだ7種類の具材が入っていますので、福を逃さないよう最後まで食べきってくださいね!