先進医療が受けられたらもう安心?

皆さんこんにちは。
昨日は温かくなった後に冷えて、道路が滑りやすくて怖いですね。気をつけましょう。

今回のテーマは先進医療についてです。
前回の記事 『北大で最新のがん治療を!』の続きにもなりますので、道内にお住まいの方はあわせてお読みになってみてください。

さて、先進医療について皆さんはどれくらいご存知ですか?
「費用は自己負担なんだっけ?」
「最新の治療法でしょ?」
「受けたらすごく治りそう!」
そんなイメージだったりしますか?

大まかに当たってますが、良ければもう少しだけ詳しく知ってみてください。

まず、関係ない様に思うかもしれませんが健康保険の話から。
この健康保険にはほとんどの方が入っていると思いますが、主な機能はこの2つ。
・治療費は3割負担
・高額の場合は更に自己負担が軽くなる(高額療養費制度)

高額療養費制度は絶対に覚えておいたほうが良い、とっても助かる仕組みです。
が、その紹介は別の機会に。
今のところは極簡単に「すごく高い治療を受けても、自己負担としては10万円くらいあれば大丈夫そう」というイメージで思って下さい。(所得や年齢、ご加入の健康保険組合にもよるので、あくまで70歳以下一般所得の国民健康保険加入者のイメージです。詳細はご加入の健康保険組合へ確認下さい。)

ただし、10万円というのは健康保険が効けばの話!

ここから先進医療の話に移っていきます。 

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北大で最新のがん治療を!

こんにちは。昨日のお昼くらいまでは春の陽気でしたが、一転真冬に逆戻りですね。
皆さんスリップ事故などに巻き込まれていませんように。 
ちなみにこういう時に「小春日和」というのは間違った使い方らしいですね。11月ころに使う言葉だそうです。

本題ですが、北大病院に陽子線治療センターができました。
竣工は2014年3月ですが、もう一部の診療相談と予約受付が開始されているようです。
北海道大学病院 陽子線治療センター<http://www.huhp.hokudai.ac.jp/proton/>
陽子線治療センター

さて、この陽子線治療ですがどのような治療法かご存知ですか?

専門的な説明は北大病院のHPにお願いするとして、子どもにも伝わる様な表現にすると「遠隔ビーム」です。

通常のビーム(放射線治療)ですと、身体の中にあるガンを攻撃するためには、ビビビッと健康な細胞を掘り進まなければなりません。
当然、遠くに行くほどビームの威力は弱まるので、ガンをしっかり攻撃するには、ガンまでの途中にある健康な細胞にビシビシ放射・攻撃することになります。

では「遠隔ビーム」とはどういう意味か・・・ 

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