本当に北海道もなったものです。
お花見シーズンもあっという間でしたね。
例年はゴールデンウィークにバイクにまたがるライダーも、結構寒さをこらえていたものですが、もう全く問題無い気温になりました。
ちょっと梅や桜を愛でつつ一杯 !
飲酒運転はいけませんからね。
車なんて乗りませんよ。
はい。
自転車で帰りましょ!
ダメです(笑)
もうみなさんご存知ですよね。
H19年に道路交通法が改正されたさい、飲酒運転が厳罰化されました。
自転車は軽車両ですから、自転車も自動車も全く同じく罰せられます。
つまり5年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
自動車と同じですから、自転車に乗るとわかってお酒を提供した人も処罰の対象ですからね!!
恐ろしいですね!!!!
その他、自転車をめぐる交通法の改正は平成25年12月1日にもありました。
・検査及び応急措置命令等の規定の整備
・自転車の路側帯通行に関する規定の整備
といったものです。
では自転車の違反が激減したかというと… あまり変わってないと思いませんか?
そんな中、今年H27年6月1日、つまり来月から自転車について新たなルールが設けられるのです。
どのような内容かというと・・・
下記14項目の違反を3年以内に2回以上繰り返す悪質な自転車運転者には、安全運転講習の受講が義務づけられます。
安全運転講習は5700円(標準金額)かかり、未受講者は5万円以下の罰金が科せられます。1.信号無視
2.通行禁止違反
3.歩行者用道路徐行違反
4.通行区分違反
5.路側帯通行時の歩行者通行妨害
6.遮断踏切立入り
7.交差点安全進行義務違反等
8.交差点優先車妨害等
9.環状交差点の安全進行義務違反
10.指定場所一時不停止等
11.歩道通行時の通行方法違反
12.ブレーキ不良自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反
ふむ、5700円か。
・・・
・・・
・・・
これで、違反者減るのかな???
だってもともと道路交通法で、上記のような違反には厳しい懲役や罰金が科せられることになっていたわけですよね?
それでも2013年における自転車事故数(死傷者数)は11万9929件もあるらしく、自転車危険運転をが社会問題になっていたわけです。
5700円でいいの?
そんな疑問を持っていたら、大変わかり易い記事を見つけました。
道路交通法の改正で自転車の取締まり強化へ 些細な行為も摘発の対象に
(取材・文/頓所直人)2015年2月14日 14時10分
なるほど、つまり今までは警察も違反を取り締まりにくかった実情があったのですね。
実際に人身事故などがあって、その際に飲酒の事実があった際には、道路交通法違反でも取り締まっていたという状況だったのかもしれません。
いきなり赤キップは切りにくい、、、なので自動車でいう青キップのように、自転車にも取締のハードルが低い安全運転講習というものを設けたということなのでしょう。
スッキリ腑に落ちました。
でも、この安全運転講習ってどこで受けるのでしょうね。
警察のHPによると講習時間は3時間らしいです。⇒ 自転車運転者講習 – 警察庁
とんでもなく不便な場所に自転車を使っている人が行くというのも大変ですが。
それと、この講習はできたら希望者は安い費用か無料で受けられるようにして欲しいですよね。
免許制ではありませんから、乗れたら子供でも乗ってしまう自転車です。
でも交通法は知りません。
大人も知らないんですから仕方ありません。
特に危険な状況!!声を大にして、何度も申し上げたい!!!
車道の右側を走らないで下さい!!!!(逆走!!!)
これ、本当に危ないです。
ドライバーからしてもかなりの恐怖です。
対向車にトラック!!左にも向かってくる自転車!!同時に迫ってくるーーー!!!
自動車を運転する人でないとわからないですよねぇ。
逆に左側を走っていて、後方から来る車に追い越される恐怖もわかりますもの。
でも危ない上に、違反なのは、逆走なんですね。。。
自動車の運転免許を持っている人は道路交通法に触れますから、交通ルールやドライバー心理もわかります。
ただ、そうでない人にはなかなかわからないことですよね。
この安全運転講習が、これからの自治体や学校へ波及してくことに期待したいです。
兵庫県では自転車保険が義務化という条例のニュースがありました。
保険というのは事後の備えです。
もちろん大切なことですが、お客様をお守りするための事前の備えもしてまいりたいと思います。
安全運転講習を受けてこようかな・・・違反をしないでも5700円払えば受けさせてもらえるのでしょうか?
新谷 拓己