皆さんこんにちは新谷です。
もう皆様はストーブを入れましたか?
私は1ヶ月位前からもう使ってしまってます。
マンションに住んでいる方はまだまだ使わなくても平気なようですね。羨ましい!!
やっぱり光熱費は気になるところで、灯油ストーブの物件を探したものです。
はい、前にも書きましたが賃貸にお住まいです私。
灯油はこれから値上がりするのでしょうね。
この暖房費用というのは正にライフライン。生死に関わりますよね。
ちょっと健康に関わる部分については何とかこの価格の適正化というものを自治体としてウンヌン…はさておきます。
今回のテーマは灯油の盗難被害です!
突然ですが、以前に私の大阪人の友達が遊びに来た時に、車に乗っていたらこうつぶやくのです。
「やっぱ北海道の人は皆バーベキュー好きなんやなぁ」
なんのこっちゃ。
何でそう思ったか聞ききました。
「なんでて、ほらどこの家にもバーベキューセット?お肉焼くパカって開くヤツの大きいんのん置いてあるやん」
あれ、道外の人が見たらタンク以外のものと思うんですねぇ。
笑いました。
さて、 話を戻します。
灯油タンクに入っている灯油を盗む輩がおりますね。
釧路では10件の被害で計3000リットルが盗まれたとか。
灯油の盗難事件が起きるようになって、灯油タンク用のカギが販売されるようになりました。
しかし、釧路の盗難被害にあわれたかたはこのカギもかけていたそうなのです。
ではどこから盗まれたかというと、タンクの下から建物に伸びるホースを切られて灯油を抜かれたらしいのです。
それではもうタンクをまるごと建物で囲うしかないですね。
札幌市消費者センターの調べでは11月10日時点での灯油配達価格は1リットルあたり平均100.60円だそうです。
3000リットルならば30万円ですね。
では、盗難被害にあってしまった時に、住まいの保険(火災保険)は助けになってくれるのか?
実は灯油は家財に含まれるのです。そして灯油タンクは建物に含まれます。
ですから、家財を守る保険にはいり、なおかつ盗難を補償する内容になっていたならば、盗まれた金額が対象になります。
灯油タンクも何か壊されて盗まれたなら同様に、建物の盗難補償からカバーされます。
灯油を火災保険で守るという、なんだか不思議な関係ですね?
ちなみに冬のアイテムとして交換用のタイヤ。
こちらも盗難被害が毎年報告されますが、これも家財です。ただし、軒下を含む屋内に保管をされていることが絶対条件です。
(ただし商売の道具だったり、お店の暖房用と判断されるような場合は、什器設備や商品製品の補償となるので区別して下さい)
詳細は東京海上のHP(http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/live/)もしくはしおり・約款をご確認下さい。
よくあるご質問 火災保険⇒Q建物の中にある家財や業務用の設備・什器(じゅうき)等は補償の対象となりますか?
「うちは大した家財はないから」と仰って、家財の補償をお選びにならないお客様もいらっしゃいます。
ただ、この様に一口に家財と言っても幅広いものだなぁと思って頂ければ、保険の安心を感じて頂けるのではないかなと思います。
何はともあれ保険は保険です。
暖房をつけようと思ったときにつかない!灯油が盗まれてる!となっては体は寒いやら頭は熱くなるやらで堪りませんものね。
一刻も早く犯人を捕まえていただきたいものです。
新谷拓己