被保険者の設定にご用心!!

こんばんは。
もうすっかり冬ですね。
裏地がボア素材のスーツを作ってもらえないかなと思っている新谷です。
ご無沙汰しておりました。

さてさて、早速ですが「被保険者」って聞いたことありますか?

これは保険契約において大変重要な項目です。

平たく言いますと「保険で守られる人」のことです。

案外知られていないのですが、契約者はさほど重要ではありません。
重要なのは被保険者が正しく設定されているかです。 

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これについては声を大にして申し上げたい。


被保険者の設定も正しく理解していない人間が保険の営業をしないでください!!! 

怒りをぶちまけまして、失礼しました。
娘の写真で怒りを表現させていただきました。

被保険者についてですね。

例えば生命保険や傷害保険。
これらについては被保険者を間違えているケースはまずありません。 
あたりまえですよね。
誰が亡くなったら、誰がケガをしたら、誰がガンになってしまったら、保険がおりるかですから。
その誰がを正しく設定するのは当然です。

しかし、火災保険や自動車保険においては誤りを目にすることが頻繁にあります。

火災保険は誰が家の持ち主か。

自動車保険は誰が主に車を運転するのか。 

皆さんの保険証券にはなんて書いてありますか?
最も多いパターンは「契約者と同じ」だと思います。

契約者と同じ方が、不動産の持ち主ですか?車の主な運転者ですか?

これが間違っているとどうなるでしょう。
お父さんが死んだときに出るはずの生命保険が、お母さんが死んだときに出るようになっていた。
それと同じ間違いをしていると言えます。

間違った被保険者の設定では保険が効かない可能性があるのです。

どんなときに間違いが起きがちか。

火災保険の場合では、
①家が夫婦の共有名義の場合
②家が亡くなった人の名義のままの場合
などです。

自動車保険では、
①家族のなかでゴールド免許の人がいる場合
②家族で複数の車を持っている場合
などです。

その他にも、中小企業の社長の車などもありえますね。 

被保険者は自由に決めるものではありません。
実態に即して、自ずと決まるものです。
「奥様がゴールド免許だから、保険料が安くなるので、奥様を被保険者にしましょう」 
そんなことを言う営業マンがいたら、本当に知識があるのかしっかり確認しましょう。

このようないい加減な設定をされていたせいで、最高まで進んだ等級が、新規状態へリセットされてしまうことになったお客様がいらっしゃいました

幸い誤った設定のときに事故がなかったからよかったものの、もしかすると出もしない保険のために保険料を払っていたのです。
出ない保険の保険料がいくら安くなろうと何の意味もありません。

弊社もお客様と一緒に当該保険会社と戦いましたが、遡って正しく直すことはできないと言われました。

ダイレクト型の自動車保険に入って、説明文をよく読まずに、お客様が誤った設定で契約をしていたのなら仕方がありません。
冷たいようですが、それがダイレクト型の簡単であり恐ろしいところです。

しかし、ディーラーだとかで対面で保険に入っているのに、適当な知識で「この方が保険料がお得です」と言われ、それに従ったお客様が可哀想としか言いようがありません。

でもお客様には保険の営業マンが、高い知識を持っているかを確認するのは難しいことです。
東京海上日動の場合は、トップクオリティー代理店という認定制度があります。
どうぞ、トップクオリティー代理店でしっかり安心なプランニングを受けて下さい。

東京海上日動火災保険のTOP QUALITY 代理店
新谷 拓己

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